犬にとっての遊園地!
犬の主なストレス原因
家族との関係
家族と接する時間や環境等が変わったとき犬は不安を感じ、ストレスとなります。
運動不足
散歩の時間が少なく単純だと飽きを感じエネルギーを十分に発散できずストレスとなります。
犬は家族の感情を敏感に受けとることのできる動物。
家族と楽しむことがストレスを発散する1番のご褒美になります。また、愛犬と遊ぶことで家族の運動不足解消にも役立ちます。
家族そろって散歩する機会は少ないかもしれません。
愛犬、お子様も含め家族そろって想い出の時間を提供できるのがドッグランの特徴です。
社会を学ぶ場
生後3週齢~12週齢が犬の社会化期と言われています。
この期間は、母犬や兄弟、世話をしてくれる人と触れ合うことで犬社会や人間との関わりを学ぶ子犬にとって重要な期間です。
社会化期前半~8週齢、この期間を待たずに母犬や兄弟から引き離すと問題行動をおこす犬に育つ可能性が高くなるといわれています。
そのようなことから、56日齢(8週齢)以内の子犬の販売や展示は動物愛護法により禁止されています。
社会化期後半の9週齢~12週齢、新しい家族に迎えられた犬は家の中で家族との関係を築きます。またこの期間に愛犬を病気から守るワクチン接種(混合、狂犬病)を行っていきます。
そして少しづつ散歩等で外の環境にも慣らしていきます。
16週齢に入り3回目の混合ワクチンを済ませたらいよいよドッグランデビューが可能です。
人間に例えると予防接種を済ませたら義務教育が終了し、社会人デビューという感じです。
ドッグランデビューは犬にとって大人への第一歩と言えます。
予防接種の推奨時期
イメージ
混合ワクチン
6週齢~16週齢
子犬は接種回数が異なるので獣医師に要相談
狂犬病ワクチン
12週齢~16週齢
混合ワクチン接種後、獣医師に要相談
ワクチン接種についてもわんちゃんの体調等で異なります。かかりつけの獣医師に相談してください。
準備編
必ず必要なもの
- 狂犬病予防接種済みの証明ができる公式なもの
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3種以上のワクチン接種済みの証明ができる公式なもの
※詳しいルール、証明方法はこちら - 愛犬の制御グッズ(リード、首輪、胴輪、キャリーハウス等)
- 排泄物処理セット(うんち袋、おしっこ洗浄水ボトル等)
- 愛犬の飲料水(器、給水ボトルを含む)
あったら便利なもの
- 愛犬用のタオル・ウェットティッシュ
- ペットシート、マナーベルト・パンツなど
- 季節によっては暑さと寒さの対策グッズ
マナー編
- トラブルを回避するため、いつでも制御が出来るよう常に注意深く見守りましょう。
- 愛犬のオシッコやウンチは家族が責任を持って処理しましょう。
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お子様も愛犬同様、目を離さず見守りましょう。
※ドッグランは、動物ふれあいの場ではありません。犬のための場所だということを忘れずに。 - 園内のルールに従って、ワンちゃん同士、飼い主さん同士気持ちよく利用しましょう。
心得編
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初めは無理せず、ドッグランの周りを散歩したり、ドッグラン内に入ってもリードを直ぐに外さず、雰囲気に慣らしましょう。愛犬が落ち着いて、雰囲気に慣れたのを確認できたらリードを外してみましょう。
その際、愛犬がほかの他犬を追いかけ回していないか?
逆にしつこく追いかけられたり、隅に追い込まれたりして困っていないか?
注意深く見守りましょう。 -
ドッグランは、不特定多数の方が利用します。譲り合って利用しましょう。
また、トラブルを防止するために、他犬とのふれあいや、写真撮影は飼い主さんに確認を取ってから行いましょう。 -
ドッグランデビューを楽しいものとするために、初回はドッグランの中に入らず、外から中の様子を覗いたり、ドッグランの外で他犬と挨拶させたりしてみましょう。
当園の場合は、ハイキングコースを楽しむのもおススメです。
狂犬病予防接種済の証明方法
接種日より1年以内の下記いずれかの提示が必要です
狂犬病予防注射済み証明書見本
狂犬病ワクチン接種済み票見本
- 接種機関が発行した公式な証明書またはそのコピーや写真(スマホでの提示可)
※記載漏れや見て確認ができないものは無効です。証明書は発行機関によりデザインや表記が異なります。 - 行政が発行する「注射済票」接種年度の実物
※コピー、写真、または「犬鑑札」は無効です。 注射済票は接種年度、市町村によって色、形が異なります。
混合ワクチン接種済証明方法
接種日より1年以内の下記いずれかの提示が必要です
混合ワクチン接種済み証明書見本
接種機関が発行した公式な証明書またはそのコピーや写真(スマホでの提示可)
便利な証明書の提示方法おすすめ!
狂犬病も混合ワクチンも証明書の写真をスマホに保存してすぐに出せるようにしておくと便利です。
証明書忘れや無くす可能性がなくなります。
証明書が発行されたらすぐに写真を撮って保存しておきましょう!
接種が難しい子・抗体が残っている子
病気等の理由で狂犬病予防接種ができない子やワクチンの抗体が残っていて接種が必要無い子は動物病院や獣医師発行の、公式な猶予または抗体価検査証明書(コピー・写真可)をご提示ください。
「猶予証明(診断)書」見本
「抗体価検査証明(診断)書」見本
監修:一般社団法人 優良家庭犬普及協会